ことわざあいうえお

《あ》愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)

:あきれ果てて、好意が持てなくなり嫌になること

 

 好きだった人が店員に横暴な態度取ってるのを見て冷めたとか、そういう時に使うんですかね。人には優しくしましょう。

 

 

《い》石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎながれにまくらす)

:負け惜しみが強いこと。理屈を捻じ曲げて自分を正当化すること

 

 敵の噛ませ犬キャラとかがやるやつですかね。たまに自分のボスに捨て駒にされてたりする。悲しいですね

 

《う》有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)

:世の中の現象やものごとは移り変わっていくのが常という言葉。同じ形を留めない儚い世の中である

 

 某流行人気漫画の無為転変はこの辺から来てるんですかね。移り変わりを根本から否定していく技名、絶妙に怖い。今にも足元を崩されそうな不気味さ。

 

《え》遠慮無ければ近憂有り(えんりょなければきんゆうあり)

:遠い将来のことを考えなければ、近い将来に必ず困りごとが起こるということ。

 遠慮は『遠い』将来を『慮る』こと、近憂は『近い』将来に『憂う』こと。

 

 チェスやオセロで先を考えないで打っていたら段々詰んでいく感じですかね。

 ちなみに、精神を壊してくるブラック企業を辞めるのは遠慮が無いのではなく、壊れてしまうかもしれないからそうならないように行動しようという遠慮だと思ってます。個人的に。

 

《お》泳ぎ上手は川で死ぬ

 得意だからと油断していたら失敗するということの例え。

 猿も木から落ちる、弘法の筆にも誤りの類義語。

 

 断定っぽく言われると中々インパクトのある字面。

 料理が得意だからと調子に乗って目分量で作ったら味の主張のバランスが崩壊したりする現象ですかね。